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すべての雑感

自分用の備忘録です

Re:0-------------- 18 雑感

前置きとしては、俺はこのアニメが好きです。*1

18話まで、見て、18話の感想を書きます。

 

18話も前回からの続きでしたね。あらすじとしては...

「初っ端からパックという愛する人の保護者、スバル側が勝手にせよ信頼していた相手に自分の罪を数えられてしまう。

そして自分の笑い声とベテルギウスの笑い声が重なり、パックの「怠惰だね、スバル」でセーブポイントまで戻る。

それからレムを逃避の相手に選び、カララギに一緒に逃げてくれるように頼むが、断られてしまう。説得され、目が覚めたたスバルはすべてうまくいく解決の道を探すことになる。」

みたいな感じでしたね。

原作者様twitter、公式、声優さんtwitterなどを見ていると、やっぱりこの話が一番伝えたい回だったようで、確かに様々な面でとても力の入っっていた回でした。やや、力が入りすぎて、後半の演出がやや過多だったかな、と思うくらいでしたが....。ちょっと光りすぎなんとちゃう?なんかフケ降ってくるし。

でも個人的にはここまでで一番心を抉られた回でした。twitterでいろんな感想が流れてくるので、割とダブってんな~って感じですが、一応書いてみます。

俺はそもそもアウトプットが苦手なので、順を追って、一つ一つ見て感想を書いていくことにします。うまくまとまってはいませんが、許してくださいね。あ、ちなみに原作未読でアニメのみです。*2

 

 

罪を数えられた、というのは三つで良かったな、ともまだ思います。これはある意味結論だけなんですよね。そこまでに数え切れないほどの失敗があって、でもこれは言ってくれない。だから、これはやさしさでもあったんですよ。

いままでもアナスタシアさんとかユリウスくんとかがいろいろ教えてくれたりするのもやさしさなんだよね。示唆程度なんだけど。でもそれって、スバルはわからない。今までも言ってくれなきゃわからない、とぼやくシーンがあったし。

強い先入観があると、中々人の言葉は届かないし、些細なことにも気づかないわけです。強い先入観というのは、成功体験です。成功体験は麻薬なわけです。*3失敗体験には目が向かない。そうすると、逆に成功から遠のいてしまうわけですね。成功は成功を呼ばない。

少なくともスバル君はそうでした。3章のループは全部、成功体験に囚われた、自信過剰、傲慢さ、そこからくる自己を省みない、自己しか見ていない怠惰というのが原因で、割と総当たり的な対処法(出たとこ勝負みたいな考えなしとも言えますかね)ばかりしてしまっています。俺たちが観測している3章の最初から、既にそうなっちゃってはいると思います。

そういう意味では、スバル君は何が何だかわからず、ある種のパニック状態でここまできてしまっているので大変気の毒ですね。原因がわからずじまいであった訳ですから。周りのやさしさにも気づかずに。

 

最初のパックの、要するにお前が全ての原因だ、っていうのはまさにその通りなんですね。スバルは一番聞きたくない言葉だったと思います。

3章では、今まで、スバルは直接エミリアの死を見ることはなかったですが、恐らくすべてのやり直しで彼女は息絶えています。今回は目の前で、しかも間接的ではなく、直接的に彼女を死なせてしまった。これには参ったどころではないでしょうね。

しかし、この言葉は、幾重にも死に戻ってきたスバル君にとっては、一番聞きたい言葉であったかもしれません。お前が全部悪い、ということは、悪いをすべて引き受けられる、ということで、まるっと解決してしまう方法が見つかった訳ですから。一番望んでいた場所に、望んだ方法ではないものの、たどり着いたわけですね。

だけど、これはスバル君が納得のいく方法ではなかったように思えます。これはまた後述。

 

ベテルギウスに対する死が罰にならない、というのはまんまスバル君にも言えると思います(意味合いは違うが)。その根源も同じと言えるでしょう。恐ろしいほどの偏愛(相手からは受け入れられない)と執着(相手からは求められない)。

また、極めて怠惰でもある(自分は求めるだけ)というところで、はっきりとスバルは認識してしまったみたいです。スバルはベテルギウスと類似、近似、あるいは相当の存在であると。

そこで笑いという悲しい合図(自嘲、自棄、愉悦、自己賛美)のシンクロがこちら側に可視化された、のだと思います。

自分のことをかわいそうに思うって、ナルシズムだよなあって思います。*4

 

「パック、なのか...」というのはパックがかつてのループ(15話かな?)で「我が娘と共に眠れ」とスバルの首を落としたことを知ってしまったのもある。パックとスバルもそういえば似ているなと。

①自分は状況を打開できる力を持っていない(パックは被契約という管理状態、スバルは無力)

②この世に存在する理由はエミリアだ。

③他者を責め続け、自分は悪くない。

④自分はエミリアの守護者である。

などなど。特に、他者、環境はエミリアの為に存在しており、エミリアが存在しなくなった場合、それについてはどうでもいい、という基本スタンスがあるとことかそうかなと。*5スバル君は自分かわいさがまだあるんですけどね。そこは人間なので。ほんとうにどうしようもないな、君は、っていうのはパックにも言えるからね。怠惰なのも、ね。

それと、スバル君が全ての原因というのは、これとは別に思ったことがありまして。まず、スバルが時間移動をして、スバルの主観で世界が進んでいきますよね。ということは、スバルが時間移動しなきゃ、その移動した先の世界は起こりえなかったわけで、逆にいうと、今回移動しなきゃ世界は滅びなかった、ともとれるわけです。

スバルのやり直し回数は章を重ねるたびに勢いづいてきていますが、その繰り返す怠惰、みたいなのもなんだか責められている気はしました。*6蛇足でしたね。

 

これでようやく前ループ分を書けました。もう書いてる方は疲れましたぞい。*7

 

おっさんの面前セーブポイントでやり直して、前ループの狂気を引きずりつつ、レムの手を引いていきなり駆け出すスバル君ですが、これは心の逃げが思わず引きずり出された感じですね。なので、周りの音も全く聞こえず、逃げ続ける。レムの大声で思わず気がつきましたが、ここはレムの口が動いているのに声が聞こえなかったり、スバル君の荒い息遣いしか聞こえなかったりで、ぞっとしますね。

 

レムに向かって喋っている時のスバル君はこれまで彼が見せてきた全ての英雄的行動(レムがみているスバル君とやらがやったことですね)の要因となったものが詰まっていますね。一旦決めてしまったらすぐそのことで頭がいっぱいに。成功の為には手段は選ばない、とかですね。

また、レムに行程を説明しているときにレムの方を見ていませんね。彼はレムでなくともよかったのです。都合がよければ誰とでも。*8ここまではレムもスバル君を盲信していますね。それで、スバル君は自分の思いをレムにぶつけてしまうわけですね。レムが認識しうる何倍もの時間を彼女にぶつけてしまうわけです。そして、自分がこれまでに選べなかった決断を彼女に迫ります。俺か、俺以外か。これはまとめてすべてを取ろうとしてきた自分が選べなかった選択肢でしたが、非情にも他人にはこれを迫るわけです。いやあ残酷残酷。しかもこれ絶対相手が自分のこと好きってわかっててやってますからね!!!!!ふざけんなよお前!!絶対将来禿げるからなお前!!!*9しかも言い方が、お前の好きな俺の全部をお前にやるから、もう勘弁してくれ、解放してくれ、と他人に自分の結末を放り投げてしまっているんですよね。

俺は、これはしょうがないと思います。*10彼は元引きこもりで、ティーンエイジャー。むしろここまでよくやってきたと思います。自分を甘やかしてくれると思った相手に、親しい相手にはこういう甘え方をしても文句は言われないと思います。*11

でもやっぱり俺と生きてくれってのは本当にどうしようもないよね、俺もお前もね.....。*12レムも最初、この人は「レムの好きなスバル君」ではない...などという驚きの表情をしてから、しょうがない人、みたいな表情だし。逃げの生活、呪いを背負い続ける生活、幸せ、罪悪感、フラッシュバックとか。それをお前も背負えっていうんだからね。いくら荷物を分け合って生きていこうって言っても、分けた荷物は重い。

 

ここらが一番書きたい話でもあったのです。ここからレムは、「成功した2章ルートのレム」ということを意識させてきます。つまりスバル君が過去にレムを呪いから解放したときに新たにかけ直した呪いの話です。笑って未来の話をしよう、みたいなところですね。*13

実際に未来の話をするんだもんなあ。ずるいよなあ。しかも笑ってするんだもんなあ。忘れてないんだもんなあ。あの時の約束を。*14「レムはスバル君の味方です。」ここら辺の未来予想図の一言一言がスバル君を追い詰めるのです。また「レムの好きなスバル君」というところも厳しいポイントの1つですね。*15レムの好きなスバル君は英雄ですからね。自分を救った。姉と並ぶ道なわけです。自分の理想であり続けろ、と他人に要求するのは呪縛ですね。

 

諦めるのは簡単、というところもレムとスバル君の体感時間、経験知の差みたいなのが出ていますね。諦めるのが簡単じゃない、っていうところは視聴者の実感にもありますから、ここはスバル君と限りなくシンクロしますね。

それにしても「スバル君には似合わない」ですからね。「スバル君がどんなにつらい思いをしたのか(省略)レムにはわからない」これもまたレムの中でスバルとレムが明確に分かれていることを表現している。俺の見解としては、自分と理想の乖離というか、自分では貴方様のお考えになっていることは到底考え尽きませぬ、みたいなところなのだと思う。自己評価がありえないくらい低い。さらにレムの理想の定義づけ、押しつけは続くわけです。「途中で何かを諦めるなんてできない」この諦めない系は何回も出てきますね。「スバル君は未来を望む時、その未来を笑って話せる人」これは、恐らく一章ではそうではなかったはずです。なので、レムしか知らないスバル君でもあります。なのでスバル君は否定します。勿論そんな高尚な人間ではないと。彼の一面ではあり得たかもしれませんが、全てにおいてそうではなかった。全部拾うってのもそうですね。前述のパックとの類似においてもあげましたが、基本的にはエミリアの為、自分の為に拾い上げているに過ぎない。ここの自分の為、というのは潔癖性もありそうですね。ヒーロー症候群とか。

そして、お前に俺の何がわかるってんだ!!と逆上してしまう。ここのスバル君は、二章のレムに通じるところがある。空っぽな人生との評価。自己との向き合いが二章の時よりも深いとことまでいったんですね。それでここまでの一連の、レムに対してとってしまった感情の暴走ともとれるのは、やっぱり前述した、「自分が不要」という一種の最適解が、彼にとって納得いっていなかったからじゃないでしょうか。もし、彼が短時間のうちにその事実を受け止め、消化し、真に同じようなことを行動に移したのなら、彼はもっとうまくレムを誘い、ある種騙し、カララギに逃げおおせていたでしょう。*16

自己嫌悪を表明するスバル君に対してレムが提示した肯定の言葉とは....*17ここのレムの肯定はとにかく厳しい*18。何故かというと、これは全部レムから見たスバル君なわけです。レムはスバル君に自分の好意を押し付けることで、過去の成功を逆に思い出させることで、スバル君を「レムの英雄」の枠に縛りつけたわけですね。それは真綿の縄のようにゆっくりとしまっていく呪いです。甘い毒でもあります。挫かれた成功を無理やりに立て直させたのです。レムは成功の生きた証人であり、無限の肯定者なのです。*19スバル君はこれから何があっても成功し続けなければなりません。これが彼の呪い、宿命です。自分にも周りにも期待され、彼は何を成し遂げられるのでしょうか。彼の求めるものはなんでしょうか。彼のいきつく先は?もし成功し続けられなかったらどうなってしまうのか。*20

 

ここのキスはお姫様のキスですね。*21

 

エミリアのことが好きだ、は仕方ないんだよね。スバルにとってはやっぱりこの世界=「エミリア」だし。*22なので個人的には好きかどうかも怪しいところではあると思っている。そう単純ではないのでは?*23

 

スカートの裾をもって承諾するところは、「契約」感が凄まじいですね。

 

最後にレムが泣くところは、やっぱりレムはスバルが居なくなってしまいそうで怖かったのではないか、というところでどうでしょうか。

君を見てる=「エミリア」 

君がみてる=今のレム*24

っていう対比もうまいすね..........................。

本当に次の回が楽しみです。*25

もうだいぶ息切れしました。

 

文章書く人は偉いってめっちゃ思いました。しんどい。*26

こういう文章を書くときは、何回もその対象を見直して、自分の考えをがっちりさせてから書くことが大事というか基本だと思うのですが、残念ながらこの回は、時間がそれほどとれなかったのと、もう心が持たなかったので、10回ほどしか見ることが叶いませんでした。打ってる間は流し続けたのでそれほどかかったというわけです。頭おかしなるで。*27

いつか気力、時間共にあれば、原作をすべて読み、書籍版をすべて読み、アニメをすべて見直して、自分自身に納得を付けたいですね。自分自身が未熟故にアニメを受け止めきれないのがたいへん心苦しく思います。

 

 追記

 どうやらこれはマジの救いらしく、気になっているが、まずは先にweb版か....

 

 

 

 欲しい.................

*1:オールナイト上映にも行った、グッズも買った、ブルーレイも!でもつらいことばっかだ...買う苦行だよこれ....やめられないところが...成功体験って麻薬だよな........................................

*2:うざいアニオタじゃん!。

*3:麻薬でなくても酒、たばこ、ギャンブル、女、人生、ゲーム、労働、経験などなど。お好きなものをどうぞ。

*4:ちょっと()が多いな

*5:リアが悲しむから。エミリアが悲しむぞ。

*6:死に戻りを知っている人は自分以外いないので気だけですが、読者へのメタな脅しでもありそうですよね。お前の好奇心が殺すのだ、的な。これは深読みというか、変な受け取り方のしすぎでしょうね

*7:息災を祈る

*8:疲れて帰ってきても誰かが家で待っててくれるだけで....と言ってしまう。最初からその誰かをレムとは言わない

*9:将来ってこいつ禿げるまで生きてられんのかよ

*10:怒ったけどね

*11:レムからは即文句というかそれ以上のこと言われましたけどね。嗚呼昴。

*12:俺とスバル。

*13:このときスバル君はそれをも軽んじたけどね。今は笑えないかもしれないとかね

*14:2章最後のあのセリフが、スバル君による気休め、でまかせだとしたら余計につらいのでここではその可能性は潰してます。俺を許せ

*15:厳しいポイントは⑩たまると俺が厳しくて、厳しい星人になり、二次元にお姉ちゃんを求め始める。

*16:ifは光だぞ。目をひんむいて読もう。

*17:黒塗りの高級車欲しいな

*18:厳しすぎてお姉ちゃんが7人必要だった

*19:一番の敵

*20:これは心配しなくても原作者様が用意してくれそう。

*21:カッコイイところ、みせてください

*22:「エミリア」はベースが一周目で、付属として二章、三章のエミリアの存在がある。あくまで自分を救ったエミリアが「エミリア」なのが大きいのでは。これはレムにとってのスバルに似ている。また、スバルは「エミリア」の行動信条をトレースしてる節がある。なので、この世界=「エミリア」としたのだ。

*23:でもエミリアに今ここにいる私のこと見てくれてないとか言われたらすっげー泣いちゃうな。てか余談だけど、17話で、エミリアとスバルの言っている「特別」の意味が違うのに余計こじれていったところは面白かったね~。

*24:踊る君を見ってるう~

*25:何が書きたいのか自分でもわからなくなった

*26:リゼロ公式が狙ってるやつは個人的なツボには外れ気味なのもしんどいぞ。鬼がかってるが代名詞、みたいな風潮とかね。あれはあんまり連呼してほしくないっていうか、大切なんだよ!!!って面倒なオタクしてるからねこっちは。

*27:実際慣れすぎて心を平らにされた。お前夜によく来る道路磨く車みたいだな。心は別に磨かれても擦り減るだけできれいにはならんけどな!!!!俺はあれのモノ前が得意だよ!!!!ありがとう!!!!