すべての雑感

自分用の備忘録です

仮面ライダーファイズを見ました

はい、見終わりましたので感想を書きたいと思います。

オルフェノクは適性がないとなれずに普通にそのまま死んでしまうんですね。どういう人に適性があるかは不明。

序盤の感想としては、

でした。なんでかというとなんかわちゃわちゃしているうちになんとなくオルフェノクと成り行きで戦って話数が進んで行っちゃうからですね。勿論キャラクターの掘り下げとかもあるんですが、後にそれが役に立たなくなったり、同じことやったりもするので、もう少しまとめられた感はあるのかなと。なので前半は全体の話としては遅いかな。

20話前のツイート。ちょっと時代を感じますね。

 

前半は草加登場と大活躍でしたね。いや、後半も大活躍だけど。

これは真理は俺の母さんになってくれるかもしれない女なんだ!みたいなこと言っていたからな。

これもよくわかんなかったっすね。

前半掘り下げられたくせに中盤めちゃくちゃヘイトためた挙句に放置された海藤君

サイドカー一回しか使われなかった。

さやちゃん登場回

 

これは、結局真理が怯えるし、迷うし、戦闘には出てきて逃げないからですね。結局ファイズには明確な大人とか年長者がいないんですよね。直近で見てたブレイドは所長だったり橘さんだったり、栞さんだったりが結構引っ張っていってくれたし、剣崎も芯があったので、そういったところは個人的にすっきりして見れていた。だが、こっちは巧も啓太郎も真理も迷うし、そのうえ力もないんですよ。一応木場さんはまとめ役でしたが、それも中立オルフェノク組のですし、あと二人が頼りないし、木場さん自身もいろいろとあるので、あまりそういった役割は望めませんでした。なので結構歯がゆい思いをしてしまいました。なのでバカというよりは、未熟ゆえの、という方があってますね。

まあでも啓太郎と海藤のバカ伝言ゲームで木場と巧の中が確実に悪化したのは良くない展開だと思ったよ。ただでさえ最初に俺は啓太郎はネジ飛んでんなと思ってたから。

 

未熟ゆえのって気づいたのは年齢のことを気にしてからですね

上のは間違いでした。それにしても下のツイート見てもらえばわかりますが、本当に若すぎる。

 

以下は39話見終わった時点の感想

ただ、真理は人を見る目がある。欺かれはするけど。

木場は終盤で一気に動いた。けど、これかあ。これやるならもう少し早くにやっておいてもよかったのでは?という感じもある。社長になった木場をもう少し見たかったな。

デルタも海藤も結花ちゃんも終盤に怒涛の追い上げって感じだったが、その前に巧がオルフェノクという話をしたいがために宙ぶらりんにはなっていたかなぁ。

 

ファイズ、結果的には...

 

 

 

アギトの津上(賀集くんじゃない方)

いろんな人物が誘われている

最初の方には出てきていたが大した伏線ではなかった

ここいる?ってなりました

彼女は死にました

使えるタイミングで来るときと来ないときの違いは脚本の都合では?

若かりし頃(8歳)の悠木碧ちゃんが出てます。

 

仮面ライダーファイズは結局自分を知るための、また、自分の居場所を求め続ける物語だったのかなと自分は思いました。

仮面ライダー555の登場人物 - Wikipedia

巧はバイクで全国を旅していたから定まった居場所がない。

木場は両親を乗せて車を運転中に事故に遭い、2年間の植物状態を経て死亡した後、ホースオルフェノクとして覚醒するが、かつての自分の居場所は根こそぎなくなっていた。

真理は幼い頃に実の両親を亡くし、花形に引き取られて孤児院「流星塾」で育ち、ファイズギアの謎を確かめるため、東京に来るが、身寄りなどはなかった。

啓太郎は実家は東京で創業100年の老舗クリーニング店「西洋洗濯舗 菊池」を営んでいるが、両親は「世界中の洗濯物を真っ白にする」ためにアフリカに渡っており、店の経営は啓太郎に任されているので、一人である。

草加は、真理と同じ孤児院出身。一見して人当たり良く紳士的な性格であり、自身の能力を鼻にかけることもなく、周囲から頼もしい人物として信頼されているが、それは表面的な演技に過ぎず、本心を明かすような相手は皆無であり、ある意味孤独である。

結花は実の家族を亡くし、長田家で暮らしてる養父母と義理の妹・道子や通っていた高校の生徒たちから陰湿ないじめと虐待を受けており、居場所がなかった。

海藤は元音大生で、クラシックギターで天才的な才能を発揮していたが、その才能を妬んだ教授が仕組んだバイク事故で演奏家生命を絶たれ、その後、無頼の日々を送っていた。

三原も真理や草加と同じ流星塾のッ出身で、気弱であるために当初は戦いから逃げていた。そのため、周りの流星塾生から浮くこともあった。

皆どこか孤独で、未熟で、不完全だった。この物語は各々のモラトリアムだったと思います。ですが、最終的にそれを得られたかどうかは千差万別で、特に草加は無念のうちに死んでいった一人でしょう。木場は亡くなりましたが、心の居場所を見つけることはできたかと思います。結花は啓太郎という心の居場所を見つけました。海藤も自分の生き方を見つけました。巧も真理も啓太郎も三原も居場所を見つけました。自分の生き方に納得していれば、その長さどうこうで悔いはないのかなとも思います。ラッキークローバーの琢磨も、戦いが終わった後は最期まで人間として生きようと納得して、新生活を始めていますし。

 

追記109/13 23:20

ファイズはアギトに近い作品。自分が何者なのか、どうあるべきなのか苦悩し模索する。

ブレイドクウガとやや近い?

 

 

パラダイス・ロストの感想

パラレル世界で設定も全然違うんですねど、それ故に設定とシチュエーションとCGで殴ってくる感じの映画です。まあ本編と同じく色々ぶん投げるんすけどね。以下その設定の例
・人間が進化したオルフェノクが支配する世界=純粋な人間が迫害されるディストピア
・残人間数カウンター
・見せしめの人間処刑イベント
・人間解放軍
・変な博士
・量産型555(本編と同じ)
・人間の心を理解するオルフェノク(本編と同じ)
・首だけホルマリン漬けの社長(もちろん喋る)
・人質を連れていくのに赤い人力移動檻
・超巨大オルフェノク
・さらに黒幕がいる(特に触れない謎オチ)
などなど

話は本編よりも大味も大味なので、まあ何となく分かればいいです。

話の流れは本編と似ている感じなんですよね。

基本的な木場と巧の関係性とか、真理と巧の関係性は割と変わらないというか似通っているというか。

また、本編よりももっとヒロイックかな。 

好きなところもあります。

最初の巧が記憶を取り戻すシーンとかかなりいいですよ。

後は明確に木場の意志を巧が継ぐところとか、巧が自分で運命を力強く選びとるところとか、真理と巧がヒーローヒロインしてたところとか。

デルタは出てこないのと草加がむっちゃ普通に負けてベルトも後に溶けたところがちょい残念だな。

もこみちも料理されてしまったしな....。

尺が短いからしょうがないけど、本編で楽しんでたところは粗方無くなってるので少しきつかった。

綾野剛も出てこないし!

結花と海藤の関係性荒いし!(時間がないので俺の理想系の海藤ではあったが。)

最期も荒い。
でも時間が短い映画において本編をある種再構成したので、本編でやりたかったことがやや見えた気がした。