すべての雑感

自分用の備忘録です

仮面ライダーオーズを見ました

涙が止まらなくなった。雑感書こう。

 

小説 仮面ライダーオーズ (講談社キャラクター文庫)

小説 仮面ライダーオーズ (講談社キャラクター文庫)

 

 これ読みたい

 

仮面ライダーオーズ/OOO - Wikipedia

よりあらすじ

西暦2010年秋。「鴻上ファウンデーション」が運営する美術館に収蔵されていた「オーメダル」の封印が解かれ、800年の眠りから目覚めた怪人たち「グリード」が街中へと逃亡。この事態に備えて配備されていた鴻上の戦闘部隊「ライドベンダー隊」もあっけなく壊滅し、美術館も全壊してしまった。
そんな大惨事にも全く気づかず、美術館の事務室で眠りこけていたアルバイト警備員がいた。彼の名は火野 映司。何の欲もなく、わずかな日銭と明日のパンツだけを持ち、世界を放浪している青年である。全壊に際してようやく目を覚ました映司は、室内に偶然落ちていた赤いメダルをアルバイト代と勘違いし、現場から持ち去ってしまう。
働き口を失った映司は街をさまようが、そこに突然宙に浮く腕の怪物アンクが現れ、「俺のメダルを返せ」と要求する。だが、そこに他のグリードの分身ヤミーが乱入。ヤミーは駆けつけた刑事泉 信吾らに重傷を負わせたうえ、アンクにも一方的に危害を加える。映司はアンクを含めた人々を救おうと無謀にもヤミーへ立ち向かうが、そんな彼を見たアンクは「利用できる」と判断すると、さらに2枚のメダルと謎のベルトを映司に手渡し、「死にたくなければ変身しろ」と促す。
こうして映司は、オーメダルの力を使って戦う戦士仮面ライダーオーズとなり、メダルを巡るグリードたちの戦いに巻き込まれていく。

 2010年ということで、スマホやらノートパソコンやらも出てきますし、鴻上ファウンデーションの技術力の為に、ハイテク感がほかのライダー(自分が見た奴の中で)より感じられましたね。

序盤なんてカンドロイド(お助けロボみたいなやつ)やライドベンド(バイク)やバースといった、強烈なインパクトのギミックがじゃんじゃん出てきたのでもうワクワクしましたもん。バースは他にもめちゃくちゃ追加パーツがついていくし、楽しかったですね。やっぱドリルアームとキャタピラーが好きなんですけど、後藤バースが使うウイングもめちゃくちゃ好きですね。胸部ビーム砲はブレストファイヤーかと思った(好き)

 

主人公とその周りについて

序盤から早速火野映司という人物が紹介される(アンク曰くバカ)けど、これが後の彼自身の出身がわかるところで、バカなんだけどバカじゃないってわかるのが良い。所謂育ちがいいのと、過去のことが原因でこうなっているということがわかる。

 

アンクが映司にあてられて変わっていく証拠でもあるよね。

 

過去の自分に対しての執着がないから大事な記憶すら失っていたみたいな。自分の手の届くところに手を伸ばしていた結果、どんどん零れ落ちていったというか。

 

器になろうとするの、しんどすぎる.........................

 

見どころです。

 

三人のよくわからん奴らが最終的に通じ合ったのは、一緒にいてお互いのことが分かったからだよな。それでもわからなかったことがあったんだから不思議だよなあ。関係性は。映司→アンクの、ずっともらってた、っていうのなんてわかんねえよ...なんだよあれ.....わかるわけねえよ.......いってくれねえとわかんねえよ...............ただの契約っていったじゃん.....お前ら............もうそれだけじゃないじゃん.........ってなったよ。

 

バース

手術がうまくいって帰ってきたの、本当に良かった!

最高です。里中さんもいいよね。めちゃくちゃできる秘書。

 

 

 

杞憂でした。

 

 

この言い方、自分と解釈違いなんだけど。どっちかというと、一つの目的以外に我がないことがなんか昭和ライダーっぽいっていうかな。

 

 

 

 

 

 

信吾さん、寛容さと包容力の塊すぎる。すごい。

 

メダルについて

 

メダルはお金の比喩というか実際そうだったけど(後藤さんの治療費とかカンドロイドなどサポート代とか。)、それ以上に命だったよね。現実のお金が命そのものだといわんばかりの。でも最終的にそれがなくなったのは、ある種無くても生きていけるみたいなこともいいたかったのかな、とか思ったり。

そういえば序盤だったか忘れたけど会長も物とかも欲望の塊!っていってたな。お金も命も人間もそうだもんね。

 

 

 

グリード関係

グリードが登場する時のあの布好きなんだけど、あれなんだったんだろうか。

「グリード」だけど、結局それっぽいよね↓のもそうだけど。ただ紫は何だろう。陰陽説かな。物事の始まりと終わりの変化は陰陽の気によって起きるんだけど、ドクターマキと鴻上さんの意見の対決は物事の始まりと終わりであるし。

 

 

この二体のグリードは切ないですね。 共依存的だったけど、足りないゆえのその関係だった。でもガメルはそうではなかったっぽい。そのことを理解できていなかったっぽいな。

カザリもウヴァもいい味出してたし、大体話が進むのはこの二体のおかげではあったんだけど、死に際があっけなさ過ぎて悲しくなってしまった。

 

 

面白おかしくドクターのことも見てたけど、ドクターのことを知れば知るほどつらかった。結末を望むはずなのに結末以外のもの(姉のくれた人形)に縋っていたドクターが最後に人形を置いてったのは、まあ、終わる覚悟を決めたとかかなあ。別に考えると、人形が終わりの象徴であったわけだけど、それに縋らなくなったのは望むものが手に入るとわかったからか。なのに終わりは自分だけと考えて、知世子さんにそれを託していくの(置いていくの)、感傷だ。

姉じゃないと突き放した知世子さんに結局面影を見てしまうのは、ある種彼女自身への甘えと優しい姉への執着っぽい....。

 

比奈ちゃん

比奈ちゃんの力強さは彼女自身の強さを表してもいそう。お兄さんの姿と同じ別人を前にして倒れたけどなんだかんだで受け入れた。

 

OPについて

これちょいちょい変わってたけど、紫が混じり始めるとおお...(不安)ってちょっとなった。

赤赤赤でタジャクコンボ!!!アンク!!!

 

 

21,22話について

この回*1は本当になんていうか正義の在り方を問うというか、「仮面ライダー」への問いかけでもあった気がする。後に力に執着する映司を思うと、力を持った挙句暴走したバッタのヤミーはそのまんまあてはまるという。また、この時に映司がヤミーを生み出した者に言った、「))目の前のことに一生懸命になるしかないんです! 小さな幸せの為に」という映司の信条が終盤までの状況を引き起こしたと考えるとまた何とも言えない気持ちになりますね。

 

音楽

音楽関係も本当に良かったよね。挿入歌も好きだよ。最終話のは若干考えてほしかったけどね!

 

最終話に関して

師弟コンビ、最高。

王のコンボ

オーズ(王s)だ

王のキック

発作。お約束

ここフルシンクロだ................................................

生まれた..................................

 

アンクの表情が目に焼き付いて離れない。

「分かってる。お前がやれって言うなら、お前が本当にやりたいことなんだよな。アンク、いくよ...」

→「映司!目ェ覚ませ!死ぬぞ!」

「アンク!いいよ、もう無理だ。お前こそ。」

「フン!俺はいい。欲しかったもんは手に入った。」

「それって命だろ?死んだら...」

「そうだ。お前たちといる間にただのメダルの塊が死ぬところまできた。こんな面白い、満足できることがあるか?お前を選んだのは俺にとって得だった。間違いなくな。」

「おい!何処いくんだよ!」

「お前が掴む腕はもう俺じゃないってことだ。」

→「もう何でも一人でしょい込むのはやめろ!俺たちがいる!俺たちの手を掴め!」

→「俺が欲しかった力、何処までも届く俺の腕。それって、こうすれば手に入ったんだ...。」

→「でも、お前の手を掴んだのも、絶対間違いじゃなかった。絶対。アンク....。」

 

ここまでこれて本当に良かった。やったことにも、起きたことにも自信をもってそうと認められたのも本当に良かった。いつかまたアンクと会えるといいなと思いました。

 

でも最後に映司が降ってくるところでアトランティック・リム思い出したの本当にふざけんなって感じだし、糞映画見るのもうやめるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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 これです

全然関係ないけどサメ映画要素、あります。

あります。

 

 

 

 

 

 

 

本当に良かったです。

全員好きなキャラになってしまった。

本当にすさまじい作品でした。

次は映画を見たいですが、その前に先に電王とWかなあ.....。

 

Anything Goes!

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仮面ライダーオーズ/OOO オリジナルサウンドトラック
 

 

*1:21話、22話