すべての雑感

自分用の備忘録です

庶民サンプル11巻(終)を読み終えました

やーっと読みました。

 

 

 もう半年以上経ってたんですね。

実はこれ一週間くらいしてから買っていたのですが、ここまでまったく手につけていませんでした。なんでかというと、読んだら終わってしまったという気がして、どうしても立ち直れる気がしなかったからです。

結果的には、すごくすっきりしたというか、良かったなあ…という気持ちになれたので良かったのですけどね。

 

私がこの作品と出会ったのはこの作品のアニメが放映されたときでした。確か2015年の10月かな?誕生日も近かったので覚えています。

最初は変な作品だな、と思いました。実際変でしたし。お嬢様に対する風評被害(発生するのか?レベルですが)やべーな、みたいなね。

でも話が進むほど、ギャグもノリも好きだし、なんていうかパロネタも世代だし*1、身体に馴染んでいく感じがしました。序盤の麗子展開も好きでした。

それでアニメ終わり近くくらいから原作を追い始めて、ドラマCDとかもなんとか探し出して買って聴いたりしました。みゆき真実とか恵理暴力とか黒江さん(童貞オタクアサシン)とか、他に色々と展開が*2これでもか!これでもか!と脳を揺らされている感じでたまりませんでしたのよ。*3

実際自分もこの時期~2016年上半期は少し労働などで忙しかったので、まさにオアシスだったと言えます。

 

追ってきた期間は短いけども、そんな作品が終わってしまうなんてちょっと耐えられなくて、ここまでずるずると引きずってしまったわけです。

じゃあ今なんで読んだかというと、今が一番彼らに会いたくなったから。彼らは生き生きしている。彼らの日常はハチャメチャで破天荒で、とてもじゃないけどあり得ない。でもそのあり得なさの中に、すごく身近な高校生*4の楽しさがあって、とてもキラキラしているのです。それに触れたくなったのです。*5

 

前置きが長くなったけども、11巻の感想戦に移りたいと思います。

11巻は本当に決着をつけに来ましたね。多くなったヒロイン達*6との(ややこしい)関係も、過去も、未来も、じゃあ結局どうすんの?っていう疑問に答える巻だった。*7

ということで、ラノベ恒例の文化祭と組み合わせて、実に効果的にイベントが連続で差し込まれた。*8愛佳と麗子の本心、(恵理による)可憐の踏ん切り、黒江さんの思い出作り、みゆきの想い、白亜の告白…

でもすごいのはなんといってもここはまだ前座なところである。

ここからは愛佳、麗子、可憐も告白して、それからそれぞれ公人と二人きりで会って、その結果公人に選んでもらう、ということで、デートをするのだが…*9

実際千差万別だったように思う。麗子はアピールできていたが、可憐は映画見ただけだし、白亜は告白を後悔していたし、愛佳は「面倒だ」と言い放った。

ここのイベントラッシュ、とにかく無駄がない。無駄がないけども、それぞれが大切で、かけがえがなく、何より真摯だった。

からのメールの頁なんだよな~~~~~~~~~~~~~~~~~ニクイ演出だよ……愛佳…

また、告白後の開き直りからの企みとドタバタとで楽しく終わるところも庶民サンプルっぽくてすごくいいなあ、と思いました。*10

 

もう一回読み直したいな~という気持ちが高まってきました。読んだことない人にも勧めたい…布教しようかな…

アニメもアニオリパートあるし、見直すのもありだな…

 

ありがとう存しますわ。

それではごきげんよう

*1:ドナルドとか兄貴とか中学生の時にめちゃくちゃ音MAD見てましたよ!

*2:愛佳居候、野兎の君騒動、庶民ランド、無人島バカンス、文化祭などなど

*3:普通扉絵で遊ぶラノベはないからね。漫画が最初に入ってるラノベもないぞ。しかも崎守さんメインというかサブですらないからね!!!ないのだぞ。俺は好きだぞ。一番は有栖川麗子だけどな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

*4:みゆきは中学生

*5:まあメンタルはやられるわ、体調崩してここ数日寝たきりだわ、課題は残ってるわ、教授から無茶振りされるわ、ガチャは死ぬわ、親は失業するわで最近ロクな目にあっていないので、ねえ…

*6:彼女ら同士の関係も含む

*7:最終巻なのでそれはそう。

*8:挿絵が多いのはイベントスチルでしょ!っていう気持ち。ギャルゲーだ…。

*9:ちなみに恵理はいない。多忙だからね。アニメでもED歌いに来てただけだったしね。出張歌唱人花江恵理

*10:虎視眈々と狙うところも彼女たちらしいですよね