fate/extra セイバー 二回戦突破の感想
二回戦の相手
アーチャー(ロビンフッド)とサー・ブラックモア。
彼らの信条は合わないようであったため、前半は混乱を極めた。
アーチャーが毒の結界や独断で仕掛けてきたかと思うと、マスターはこれを詫びに来て、あまつさえ令呪を使って宝具のひとつの使用を禁じたりもする。
憎まれ口をたたきながらも従うアーチャーとそれを諭し続けるマスター。
その光景は意外にも悪くなさそうに見えた。
互いに互いを気に入っていたように見える。
軍属であり、戦いにのみ生涯を費やしたブラックモアは、アーチャーを息子のように思ったのかもしれない。
一方ロビンフッドは、騎士の戦い方に文句を言いながらもそれを尊く感じ、また、誇りに思ったのかもしれない。
人と深くかかわりあうことを避けていた彼が見せた本心はとても気良く見えた。あるいは彼を父の様に、とも。
消えるときに、二人は分かり合っていた。
ブラックモアが説いた、後悔のない戦い。
それを見つけることはできるのだろうか。
未だ自分さえ理解っていないのに…